デザインTシャツ【コウシュ】のブログ


そろそろモヒートが飲みたくなる季節。

ラム+ライム+砂糖+ミントの葉+ソーダ水
というのが基本のレシピだが、
様々な果物との組み合わせのほか、
ソーダ水のかわりにシャンパンを使った「Mojito Royal」、
また、Red Bullを使った「Morelli Mojito」、など
多彩なアレンジが存在する。

かつて砂糖の最大生産地でありラム酒が生まれた地であるキューバ発祥のこのカクテル。
米国の禁酒法の時代、ハバナは旅行先として魅力的であり、
ブリジット・バルドーやナット・キング・コール、ヘミングウェイ*も
ハバナでモヒートを好んで飲んだと言われる
(*ヘミングウェイは自分の作品に他の酒類は登場させているが、
モヒートは出てこず、この逸話はでっちあげではないかと疑問も呈されている)。

禁酒法廃止後の1930年代、
米国でもモヒートは大変もてはやされたが、
その後、1960年ごろには完全に見かけられなくなる。

モヒートはアメリカでなぜ消え、なぜまたブームが到来したのか?

消えた理由は、ダイキリやマイタイが人気となったこと、
また、大量生産の加工食品が時代の最先端として登場する中で、
フレッシュミントというのが時代遅れのイメージになっていったのではないかという説がある。

2002年、映画007「Die Another Day」の中で
ピアース・ブロスナン演じるジェームズ・ボンドが、
ハル・ベリー演じるジンクスを誘惑する際に飲んでいたのがモヒート。

2006年の映画「マイアミ・バイス」(Miami Vice)では、
Sonny: Where do you like to go?
Isabella: What do you like to drink?
Sonny: I’m a fiend for mojitos.
Isabella: I know a place.
Isabella: I’ll take you to the best place for mojitos.
Sonny: Where is that?
Isabella: Bodeguita del Medio.
Sonny: In the Keys?
Isabella: Havana.
と、モヒートを飲むため、主人公SonnyがIsabellaを
マイアミからハバナまでボートで連れていくというシーンが。

ラム酒の最大メーカーであるバカルディ社のマーケティング活動の効果も大きい。
男性がクラブの中を歩いていく中、
まわりで踊る人々の服装は次第に時代を遡って行き、
“Since 1862, the best mojitos have always been made the same way. Bacardi. The original mojito.”
というメッセージが最後に流れるYoutubeの動画(2009年)が注目の的に。

そしてブームは日本にもやってくる。

ミントのグリーンが入った視覚的にも楽しめるこのカクテルを飲めば、
束の間、キューバの風を感じられる。

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KOUSCH【コウシュ】- 1枚で存在感のあるデザインTシャツ。仕事や休日を心地よくクリエイティブなものに。

 

 

 

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