新型コロナ禍のもと広まる在宅勤務。
慣れない生活パターンに煮詰まっている人もいるかもしれないので、
今回は、「在宅勤務の日々を快適に!」がテーマ。
今が普段の仕事生活と違うのはこんな点。
・通勤、移動が無く、体を動かさない
・物理的な動きが必要な仕事に限界あり、リモートワークならではの難しさ
・人と直接会わない、物理的にリアルの世界で周りに一緒に働く人がいない
・仕事の機会や景気の悪化、また、これがいつまで続くかわからないことの心地悪さ
・リアルの世界で仕事のストレスを発散する場や機会を利用できない
このうち、
仕事そのものの作業環境の改善や解決はそれぞれの会社に応じてやるとして、
また、
同僚とのチャットや電話でのやりとりや、オンライン飲み会はやるものとして、
残りの部分につき、より快適な在宅勤務生活を送るには?
①通勤時間・移動時間を別枠に
いまのこの時期、健康でいること、免疫力高くいることが一番大事。
家にこもって体力低下し、通勤再開の途端にばててしまっては元も子もない。
通勤時間がなくなってラッキー、と思うより、
この時間は別枠としてとらえて、体を動かすのに投じよう。
隣駅や遠いコンビニまで歩いて往復、なわとび、スクワッド、ラジオ体操、
自分にとってハードル低いやりやすいプログラムを。
座りっぱなしや同じ姿勢は良くないので、
仕事の合間にも会議室やお客さん先へ移動を想定して家の周りを一周。
※スタンディングデスクの利用は体を動かしたり筋肉をつける目的では使えず
疲労感が溜まるだけとも。但し、フットワークが軽くなったり視界が開ける点はメリット。
なにしろ、立ってる座ってる関係なく、「体を動かす」、これが重要。
大前提として重要なのは・・・
いつでもすぐ外に出られるよう、朝の身だしなみづくりはいつも通りに丁寧に。
②周りにもがんばってる人がいる雰囲気をつくりだす
ノマドワーカーがカフェで仕事する理由、
受験生が図書館で勉強する理由、
それは、まわりの目のプレッシャーで自分を律するため?
それもあるかもしれないが、
まわりの人が雑音的に動いている、まわりの人もがんばっている、
そのなかだとかえって集中しやすい、というのがあるだろう。
そこで、動画や映画を流しながら仕事するというのは1つあり。
既にストーリーやセリフを覚えてしまっているお気に入りの映画を
小さな音で流しておけば、
明るい気分になったり、自分もがんばるぞと思いながら仕事ができる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020年5月末現在、多少見通しがたってきた今、
上記2つをポイントに、
近所への買い物やカフェでの息抜きも加えながら、
引き続き在宅勤務、がんばっていきましょう。
体がなまってきたら下記をおよみください。
Exercise
以下の続きは2020年5月半ばぐらいまでに有効だったパート。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③中長期にも目を向けて
もしも何か気がかりなことが頭から離れないとしたら・・・
仏教の「諦め」、つまり、つまびらかにする、あきらかにする、
という気持ちにかえり、
今の状況を客観的に眺めて、中長期をどーんと俯瞰してみる。
よくない予測もたくさん出てくるかもしれない。
パターンを分け、1か月後は、3カ月後は、半年後は、1年後は、・・・と
シミュレーションしてみる。
覚悟ができて手を打つことができれば、
チャンスや新しいことが生まれるきっかけに。
④堪忍袋とご褒美を用意
もしもこれまで、
居酒屋でとぐろ巻いてあれやこれやと愚痴をこぼしたり嫌味を言ったりするのが
ストレス発散に有効だったのならば、
堪忍袋のご用意を。
なんでもここに詰めてしまおう。
そして、自分を甘やかすのも良い。
新型コロナ流行期に生き延びただけでもご褒美を用意。
たとえば、1ヶ月がんばったら、あの食べたかった〇〇を食べよう、念願だった〇〇をしよう、等。
飲み会を我慢した分、飲み会貯金して解禁後にパーッと使うのも良いだろう。
⑤イレギュラーなプチイベントを計画
毎日、起きて、朝ごはん、テレワーク、昼食、テレワーク、夕食、家で何かして、寝る。
これを繰り返していれば、仕事がどんなに刺激的だったとしても、そりゃー煮詰まる。
そこで、ささやかなイベントを大真面目に予定する。
カレンダーに書き込んでおいて、実行する。
毎日である必要は全然ない。2週間に1度ぐらいでも良い。
例えば。
・おしゃれの日-全身、テレワークで見えないところまでおしゃれを徹底する日
・ありがとうの日-何しろいろいろなシーンでありがとうと言う
・緑の日-緑の中で仕事する。観葉植物で取り囲んでも良いし、庭やベランダに出ても良い
・チーズづくしの日-朝・昼・晩と多種多様なチーズを食べる。通販であらかじめ手配
・あえて全て外食の日-朝から晩まで家で料理しない。地元の飲食店で徹底して調達
飛行機に詰め込まれていつ到着するかいつ到着するかとなんとなく落ち着かず過ごすのと同じ。
いつかは到着する。
楽しもうと思えば楽しめる。ずっと寝ていたければ寝ていても良い。
動かないことが勝ち、待つことが勝ち、というときもある。
振り返れば短く思えるにちがいない。