デザインTシャツ【コウシュ】のブログ


ヴィヴァルディ(1678-1741)やバッハ(1685-1750)などが活躍した
バロックの時代に基礎が確立し、以降、発展してきた西洋音楽の作曲の技法。
これに基づく音楽が一般的に「クラッシック音楽」と呼ばれている。
そして、この流れを踏まえ、延長線上にありつつも、
20世紀以降、特に第2次大戦後に作曲され、従来の様式に挑戦し、ときには前衛的な音楽が
「現代音楽(Contemporary Music)」と呼ばれている。

ジャズ、ロック、ポップス等はクラシック音楽の影響を受けていても
「クラッシック音楽+現代音楽」の外側にあると分類され、
クラシック音楽や現代音楽は非常にSnob、鼻持ちならないように見える。

その内側にいる人たちが自らそのような位置づけを作ってしまっている部分もあろうし、
まだ踏み入らぬ人たちが、つまらない、眠い、のれない、かっこ悪い、わからない、という先入観を持っている部分もあろう。

それに対して
危機意識なりもっと浸透させていきたいと思う内側の人や、
この未知の世界を切り開いていこう、という人や、
老婆心をもってお節介していこう、という外側の人たちがいる。

ファッションやビジュアルアート側から
現代音楽に切り込もうと活動しているグループ、
the Nouveau Classical Project

アジア系の美人であるSugar Vendilが中心となり、
美しい衣装をまとって
シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」(Arnold Schönberg, Pierrot lunaire)等を演奏したり、
ファッションイベントへ参加したりしている。

クラシック音楽を応援していきたい身としては、
演奏がどうこうというようなことは言わず、
このような果敢な取り組みにエールを送りたい。

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