デザインTシャツ【コウシュ】のブログ

朝から疲れているときや、月曜日から疲れているとき、自分自身にがっかりする。

そんなときは何しろやる気が無いので、
自暴自棄になって、このまま何もしないで疲れつくそうという気持ちにもなりうるが、
負のスパイラルを招かないため、
人差し指1つ分程度の小さなアクションで
ポジティブなサイクルを作り出したい。

というときは・・・

はじめの1歩
・両耳をじっくりとひっぱる

次の1歩
・ジップロックLサイズにお湯を入れ、布かタオルで巻いて、肩におく
(やわらかくじんわり気持ちよい。オフィスでも給湯器でお湯を注ぐだけ)

とどめの1歩
・おいしい薬膳料理を食べに行く

 

体が元気になれば心も元気になる。
心が元気になると動く気力がおこって体にかえってくる。

 

少し古いが、2007年10月のHarvard Business Reviewに、
Tony SchwartzCatherine McCarthy氏の
「Manage Your Energy, Not Your Time」という記事がある。
昨今、残業、長時間労働をやめようという動きが加速しているが、
こちらは、時間の短縮よりも、むしろエネルギーレベルを高めることにフォーカスしてみよう、というもの。

とても長いのでここに要約をご紹介。
当方の意志入りなので、原文に興味ある方はそちらをご覧に。

■良い仕事、質の高いアウトプットを実現するには、エネルギーレベルが高くあることが必要
■エネルギーにあふれるとは、①体、②感情、③意思、④精神、の4つが良い状態にあること
■①~④を消耗する習慣・行動をあらためるアクションを取ったところ、実際にパフォーマンスがあがった
■それらの事例とは例えば以下のようなもの

①体
・2回の「どか食い」を、3時間ごとの少な目の食事と間食の組み合わせに変えることで、
グルコースのレベルを安定させ、いつでも重要案件を対処できる集中力を身につけた
・生体リズム上、90分おきや120分おきにエネルギーが落ちるタイミングがあるため、
それらのサイン(疲れ、あくび、空腹感、集中できない、等)を感じ取り、
これにあわせて、意識的に自分のデスクを離れる。
積極的に頭を使わない時間となるものの、このときに急に良いアイディアが生まれる
ことも多くなった

②感情
・人間はずっとポジティブで居続けることは無理。でも意図して5-6秒息を吐いたり、
まわりの人にありがとうと言うことで、感情がポジティブに変わる。
また、3つのレンズ「反対の立場で」「長期的に」「広範囲をとらえて」を使って
考えてみることで、ポジティブになれる

③意思
・キャリアを積み重ねるにつれ、マルチタスクを同時にこなさなければならないことが
増えてくるが、その都度「スイッチングタイム」が必要となるため、実は効率が悪い。
エネルギーを最大限に活かすのであれば、90-120分の生体リズムを利用して、
一枠ごとに1つの仕事に集中するのが良い。
eメールが常に送られてくる状況下にこれを実現するには、メールの処理時間を決めて
まわりにもそれを理解してもらえると良い
(←実際のところ実現のハードルは高そうだが・・(※))

④精神
・人は自分が本当に関心あることにかかわることでエネルギーを高められる。
ただ、周りや環境との折り合いもつけなければならない。
例えば、毎日〇時間や毎週〇時間は、自分の好きな××をする、というルールを
つくって実行することで、満足度があがる
(←というのができないから疲れていく・・(※))

(※)当方コメント

 というわけで、企業や組織の枠組みの変革やサポートが必要な部分もあるが
(そしてそれに企業が取り組めというのがこのレポートの趣旨だが)、
自分の中で、「自分のエネルギーを高めるために」ということを意識すると、
ただ単に体の健康のため、とか、ダイエットしなきゃ、等の理由で行動するよりも、
前向きに習慣を継続できるかもしれない。

 

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