デザインTシャツ【コウシュ】のブログ
味わい深いヴァイオリン協奏曲で有名なブルッフは
旋律にこだわり、それが故に、
ピアノは旋律を表現する楽器としてふさわしくないと考えたようである。
確かに弦楽器や管楽器と異なり、ピアノで1つの音を永遠に響かせ続けることはできない。
しかし、だからこそメロディや長いフレーズをきかせるための奥の深さがあるし、楽しさがある。
特に個人的に好きなのは
ピアノが旋律を弾き、弦楽器がピチカート、という組み合わせである。
ブラームスのチェロソナタ第2番、4楽章の中ほど、85小節あたりからなど。