デザインTシャツ【コウシュ】のブログ


着物から受け継がれTシャツにつながるもの、
その1つが印刷手法にある。

シルクスクリーンプリントは、
紗(しゃ)(昔は絹、今は化繊)を張った版に
インクを通す部分・通さない部分をつくって印刷する技法。

型紙やステンシルにより模様を染める手法は世界各地で古来それぞれ発展。
フランスやタスマニアの洞窟壁画、
バナナの葉に穴をあけて型紙を作っていたというフィジーの島もあれば、
中国では紀元前に相当高度な表現を実現、
日本では600年代ぐらいからその歴史が始まる。

日本では17世紀には毛髪を使った密度の高い型紙が作られるようになり
その独特の図柄や繊細緻密な模様が世界の賞賛の的となる。

そしてこの日本の毛髪式や糸入型紙からヒントを得て、
絹布を使い1900年代にイギリス人が特許を取ったのがシルクスクリーンプリントの技法である。

>>KOUSCHのシルクスクリーンプリント

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