デザインTシャツ【コウシュ】のブログ
冷え込みと共に温泉の恋しくなる季節。
どこにでも温泉は掘れると言われる昨今、
東京の中で会社帰りに疲れをとる、というのもかなり現実的になっている。
そこで今回は東京23区内、駅からも至近の温泉特集。
⬛都心、職場の近くで、イベントとして
【大手町】
SPA大手町
・大手町駅直結
・平日/10:00~22:00 土日祝/11:00~18:00
・ナトリウム-塩化物強塩温泉。主成分は食塩。ほんのり黒く、とろみのあるお湯
・地下1階の施設。黒っぽいタイルに囲まれた浴場。岩盤浴、トレーニングルームやプールもついている
星のや東京
※温泉は宿泊者のみ利用可
・大手町からすぐ
・15時~翌11時30分
・含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・温泉)
・17階建てのビルの最上階。内風呂から露天風呂につながるつくり
【麻布】
麻布黒美水温泉竹の湯
・麻布十番駅から徒歩6分
・15:30~23:30 月曜・金曜休業
・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)。泉色は黒褐色透明
・いわゆる銭湯
【目白】
ホテル椿山荘東京 悠 THE SPA
※利用は宿泊者のみ可
・目白駅からバス・タクシー等利用で10分
・8:00~18:00、20:00~22:00(最終受付21:30)
・伊東温泉から直送のお湯を使用
・椿山荘2階。檜と石でつくられた高級感ある浴場。プール、フィットネスもついている
⬛下町気分を楽しみながら
【上野・根津】
水月ホテル鷗外荘 鴎外温泉
・地下鉄千代田線根津駅、京成上野駅から徒歩5-7分
・時間は要確認
・重炭酸ソーダ泉
・敷地内に明治の文豪・森鷗外の旧居がある水月ホテル。古代檜漆塗り風呂と天然大理石風呂がある
六龍鉱泉
・地下鉄千代田線根津駅から徒歩5分
・15:30~23:00
・重炭酸ナトリウム、黒湯
・いわゆる銭湯だが、天井が高く開放感がある
【浅草・錦糸町・亀有方面】
蛇骨湯
・銀座線田原町駅、都営浅草線浅草駅から3~5分
・13:00~24:00
・メタけい酸及び重炭酸ソーダ、黒湯
・いわゆる銭湯だが、露店風呂もある
楽天地スパ(男性専用)
・総武線、半蔵門線 錦糸町駅から徒歩1分
・24時間営業
・ナトリウム塩化物冷鉱泉
・9階建ての楽天地ビル最上階にある。内湯のみ
⬛家のそばで気楽にふらっと、または休日に普段の生活圏以外で
【巣鴨】
東京染井温泉SAKURA
・山手線・都営三田線巣鴨駅より徒歩8分
・10:00~23:00(22:30受付終了)
・含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性-弱アルカリ性-高温泉)、琥珀色
・スーパー銭湯系。岩風呂、和風ぶろ、シルキーバス、などがあり、レストランもついている
【目黒・品川・大田区方面】
ぽかぽかランド鷹番の湯
・東急東横線 学芸大学駅から徒歩7分
・15:00~24:30
・メタケイ酸冷泉
・銭湯とスーパー銭湯の中間ぐらい。露天風呂に加え、ジャグジーが充実
武蔵小山温泉 清水湯
・東急目黒線 武蔵小山駅より徒歩5分
・平日/10:00~22:00 土日祝/11:00~18:00
・黒湯温泉:重炭酸ソーダ泉、黄金の湯:塩化物ナトリウム強塩温泉、高張性、ph値7.8 アルカリ性
・旅館の大浴場のようなきれい系・現代的な銭湯。内風呂と露天風呂あり。
戸越銀座温泉
・都営浅草線 戸越駅、東急池上線 戸越銀座駅より徒歩3-5分
・15:00~25:00
・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
・小規模のスーパー銭湯系。天然黒湯温泉、露天風呂、軟水炭酸泉、など
北品川温泉 天神湯
・京急線新馬場駅より徒歩3分
・15:00~24:30
・ナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
・現代的な建物で明るく開放感ある浴場。白湯と半露天の黒湯
久松温泉
・東急池上線 池上駅から徒歩3分
・10:00~24:00
・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 アルカリ性冷鉱泉、黒湯
・昭和30年に採掘されたという歴史。近代建築に大理石の湯船、少々年季が入っている
【小田急線・京王線・中央線一帯】
渋谷笹塚温泉 栄湯
・京王線笹塚駅から徒歩約4分
・15:00~25:30
・メタケイ酸泉
・マンションの1階。内風呂と露天風呂あり
そしがや温泉21
・祖師谷大蔵駅より徒歩5分
・14:00~26:00
・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
・小規模ながら温泉、シルキーバス、などを備え、ミニプールもついている
月見湯温泉
・下高井戸駅から徒歩6分
・15:30~24:00
・メタケイ酸、フェロ、フェリイオン
・いわゆる銭湯
美しの湯
・京王井の頭線高井戸駅より徒歩2分
・9:30~24:00
・ナトリウム-塩化物強塩温泉 (高張性・弱アルカリ性・温泉)、琥珀色
・スーパー銭湯。広めで開放感あふれる露天風呂、大浴場とあり、プールもついている
なごみの湯
・中央線荻窪駅より徒歩2分
・10:00~翌9:00
・ナトリウム(塩化物温泉)
・駅すぐそばの5階建てのビルをまるまる使ったスーパー銭湯。露天風呂、炭酸泉、ジェットバス、など
【豊島・板橋・練馬方面】
前野原温泉 さやの湯処
・都営三田線 志村坂上駅から 徒歩8分
・10:00~25:00
・含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性中性温泉)、無色透明、白濁、うぐいす色
・どこかの観光地に行ったような気分になれる広めのスーパー銭湯。露天風呂、つぼ湯、寝ころび湯、炭酸泉、など
バーデと天然温泉 豊島園庭の湯
・西武池袋線・都営大江戸線 豊島園から徒歩1分
・10:00~23:00(最終受付 22:00)
・含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉
・スーパー銭湯。露天風呂、寝浴、炭酸泉、や、水着で入るバーデゾーンなど
⬛少しノリが違うかもしれないけれど、繁華街で、遊びで
【新宿】
テルマー湯
・新宿歌舞伎町
・11:00~翌9:00 月曜・金曜休業
・中伊豆温泉の天然温泉を毎日運搬。ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉(低張性・アルカリ性高温泉)、水素イオン濃度9.0ph
【後楽園】
東京ドーム天然温泉スパラクーア
・後楽園駅、春日駅、水道橋駅から2-3分
・11:00~翌9:00
・ナトリウム塩化物強塩泉。琥珀色
【お台場】
大江戸温泉物語
・テレコムセンター駅から徒歩2分ほのか、品川からのシャトルバスなど
・大浴場・サウナ 11:00~翌8:00、露天風呂11:00~24:00(金/土/休前日 11:00 ~ 翌02:00) 朝05:00 ~ 08:00
・ナトリウム塩化物強塩泉(高張性・弱アルカリ性温泉)
と、以上、場所基準で見てきたが、
泉質や効能を基準に行ってみたいというのもあるかもしれない。
⬛アルカリ性or酸性?
上記では「アルカリ性」がよく目につく。
これは、食塩・重曹系の温泉はアルカリ性であるから。
逆に、酸性の温泉は硫黄系などで、火山のそばの温泉地帯(たとえば草津)に出ている。
ともに美肌効果があると言われるが、
アルカリ性の温泉は油分をうばう、という働きから、
酸性の温泉は溶かす・殺菌する、という働きからのもの。
どちらも度が過ぎると肌に悪いので、高濃度の温泉の場合はシャワーで洗い流すなどが必要。
東京の温泉はそこまで強くなさそう。
⬛塩化物系or重曹系?
東京の温泉は、上記の通り、アルカリ性で、
大きく、塩化物系の「塩化物泉」と重曹系の「炭酸水素泉」にわけられる。
※炭酸水素ナトリウム=重炭酸ナトリウム=重炭酸ソーダ=重曹のこと。
また、炭酸水素ナトリウムは、炭酸水素塩の1つ(炭酸水素塩には他に炭酸水素カルシウム、などがある)
泉質の用語は一見難しそうだけれど、
「塩化物」という用語がついているか「炭酸水素」という単語がついているか識別できればだいたいOK。
効能の違いは・・・と言うと、
どちらも肌や筋肉・関節・神経などには良い一方、
ざっくりとは、飲むと胃腸に効くのが塩化物系、飲むと肝臓・膵臓に良いのが重曹系であるよう。
⬛温泉の色?
東京に多いのは黒湯。
これは、植物が太古の時代から蓄積した地層に含まれるフミン酸(分解・発酵を経た腐植物質)の色。
琥珀色は鉄分の色。
⬛高張性or低張性?
これは体の細胞液の濃度を基準に、浸透圧を表す用語。
高張性は温泉成分が体に浸透しやすく、逆に言えば湯あたりしやすいとも言えるとのこと。
低張性は水分が体に浸透しやすい。
その他の用語
メタけい酸:要は肌に良いらしい
含ヨウ素:要は殺菌力が高いらしい
とちょっとした温泉オタクになったところで仕事帰りや週末、温泉にLet’s Go!