デザインTシャツ【コウシュ】のブログ

どんなものでもその裏側を知ると親しみが増すものである。

今の時代、クラシック音楽好きにとって幸せなのは、
Youtubeを始めとして、コンサートそのものや演奏の録音だけでなく、
練習風景やインタビュー、レクチャーなどが豊富にあり、
自由に見られること。

そんな動画の1つに、
ダニエル・バレンボイム、
イツァーク・パールマン、
ピンカス・ズーカーマン、
ジャクリーヌ・デュ・プレ、
ズービン・メータ
の若かりし頃の5重奏を取り上げたドキュメンタリーが。

YouTube – Schubert Piano Quintet D667 The Trout Jacqueline du Pre, Daniel Barenboim, Itzhak Perlman, Pinchas

(こんなコンサートが日本で実現したらチケットはどれほどの値段になるだろう。)

 

ジャクリーヌ・デュ・プレをのぞき、
今も元気に大活躍するメンバーであるが、
若者ならではの輝きや美しさ、活力が伝わってくる。

音楽家同士には相性やいろいろな想いもあるだろうけれど、
この練習風景はひたすら楽しく見える。

動画の開始10分後あたりには、メンバーがふざけて演奏するシーンも出てくる。
ヴァイオリニストのパールマンがチェロでリムスキー・コルサコフの「熊ん蜂の飛行」を弾き、
メンデルスゾーンのヴァイオリン・コンツェルトを
パールマンとデュプレはジャズ風に弾き、
バレンボイム(ピアノ&指揮が本業)のコントラバスの伴奏の上で、
ズービン・メータ(このときは本当はコントラバス担当)が弓を、パールマンが指を担当してヴァイオリンを弾く。

 

そして、同じ曲を弾き続ける2人の動画を見るのも感慨深い。

1977年のパールマンとズーカーマンのPassacaglia
2017年のパールマンとズーカーマンのPassacaglia (横でズービン・メータも見ている)

音楽が結びつける生涯の友。

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