Paulownia

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デザインTシャツ【コウシュ】のブログ

気づけば、7時でも外は明るい。
今年の夏至は6月21日だったので、これからはもう日が短くなるばかり。
明るい夜を楽しみながら飲むなら今のうち。

ということで今回は、久しぶりの七十二候シリーズ。
これからの暑い季節は二十四節気だと、
夏至(げし、6/21頃、1年で最も昼が長いとき)
小暑(しょうしょ、7/7頃、だんだん暑さが増す時期、梅雨が明けるころ)
大暑(たいしょ、7/23頃、最も暑くなっていく時期という意味)
立秋(りっしゅう、8/7頃、秋の気配が現れはじめるとき。これ以降は残暑見舞いに)
処暑(しょしょ、8/23頃、暑さが次第におさまってくる時期、日中は暑くても朝晩涼しくなってくる)
と続く。

このうち、
「大暑」の一番最初の候は、「桐始結花」(きりはじめてはなをむすぶ)。

現代、街の中で暮らしている中で、
真夏のさかりに桐を季節のトピックとして思い浮かべたり話題にすることは皆無に等しい。
そもそも、花札の桐の絵や日本の政府の桐紋は何となく頭の中にイメージが浮かぶものの、
実際に桐の木を見たことがあるかどうかは定かでないし、
あのタンスを作る桐には花が咲くのか、というレベル。

そこで、見てみよう、樹木図鑑 – 桐 。

まずは葉っぱが大きいことに驚く(若い頃のみだそうだが)。

そして、
確かに花は紫で、葉っぱの形もイメージしていたものと同じといえば同じだけれども、
花札も桐紋も形がデフォルメされている上に、みずみずしさが感じられるはずもなく、
実際の写真を見て初めて、
誰もが惹きつけられる美しい植物だったのだ、と知る。

シーボルトが日本の桐の花をヨーロッパに持ち帰り、園芸用に広まった桐は、
今や、パリの街角でもよく見かける木となり、
5月の風物詩に。

パリの街角The Place de Furstenbergの桐

日本では並木道と言えば、桜かイチョウ、という発想があるけれども、
ところによっては桐の並木道を作ってみても良かったんじゃないか。

画像は悪いけれど桐の並木道(youtube)

清少納言も枕草子で桐を取り上げ、美しさをたたえている。

さらに、美しいだけでなく、
軽く、断熱・防湿機能を備えた素材として実用的な桐は
日本の住まいにかかせない存在。

そんな桐が、来年に向けて動き始めましたよ、
という時期がこの「桐始結花」(きりはじめてはなをむすぶ)の候。

暑くてだるい、とぼやっとしている場合でない。
桐に負けじとがんばろう。

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